2011年9月12日月曜日

在宅看取り

一人暮らしをされていた89歳のおばあちゃんが、先ほど息をひきとられました。

先週水曜日に自宅に帰られてから、息子さんと娘さんが交代で付き添われていました。
毎日、近所の方が訪ねてこられ、集落のほとんどの方がお別れの挨拶に来られたようです。
今日もヘルパーさんが来られて身体をきれいにしてもらい、息をひきとられました。

娘さんは涙を浮かべておられましたが、誰一人悲しんでいる方はおられませんでした。
本人もとても穏やかな表情でした。
私が帰る時には、ご家族もご近所の方も皆さん笑顔で頭をさげていただきました。

秋晴れのすがすがしい往診でした。

そういえば、今日は「十五夜」
おばあさんのお迎えが来るのは今日と決まっていたのかもしれません。

お世話になったケアスタッフの皆さん、ありがとうございました。

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