外来ではインフルエンザもほとんどなくなり、春ですね。
在宅でも暖かくなって活動的に動かれる方がおられます。患者さんの同意を得てブログに掲載させていただきます。
症 例:82歳、男性
疾 患:慢性呼吸不全のため在宅酸素療法中
冬の間は呼吸器感染のため、急性増悪することが何度かあり、先日も発熱したため緊急往診で点滴などを行っておりました。
状態が悪くなると、呼吸回数も増えてほとんど会話ができないぐらいになります。
昨日、伺ったときには奥さん曰く「少し落ち着きました」とのこと。食事も食べられ、会話も長い文章が話せる程度にまで回復したそうです。
春休みで早く家に帰っている小学生のお孫さんが一緒に歌を歌おうと、おもちゃが置いてありました。
呼吸器リハビリというと、腹式呼吸や下肢筋力をつけるなど総合的なリハビリが必要です。
在宅酸素療法を行っている患者さんでは、なかなか呼吸器リハビリが行うことができておりませんが、歌を歌うのもいいのかな?と思いながら「お孫さんと楽しんで下さい」とアドバイスしてきました。
正直、歌うのは難しそうですが、在宅では家でもできることをいろいろ探してもらっています。
0 件のコメント:
コメントを投稿