先日、
症 例:83歳、女性(Tさん)
疾 患:高血圧、めまい、慢性胃炎
家 族:7年前に義母を、2年前に夫を自宅で看取り、
息子が県内に暮らしており、
息子に「一緒に暮らそうか?」と言われているが、
そんなTさんですが、昨年秋頃から少し調子が悪そうでした。
昨年11月にめまい発作があり、私ところに電話がありました。
めまい発作のようで、むかつき止めの点滴と薬を処方し、
その後、めまいはなかったものの、しんどくなったり、
その後、診察に何度かきていただきましたが、
私の診断では、「不安神経症」と「うつ状態」
その後、薬を調整したりして調子よくなっておられるのですが、
どうやらご近所さんのところに行事の確認などに何度も訪ねて行か
Tさんお話の続きです。
何人かのご近所さん(
また、あとからわかった話なのですが、
そして、Tさんのお宅で「おくすり手帳」を見られたそうです。
うちのおくすり手帳には、薬のことだけではなく、
それを読めば、
もちろん、
そんなご家族から先日メールをいただきました。
了解をいただきましたので一部伏せて転送させていただきます。
***********(以下、引用)************
突然のメール、失礼いたします。
お世話になっております○○(Tさん)の姪でございます。
昨日、叔母を訪ねた際、お薬手帳を拝見しました。
カルテのコピーと処方されたお薬が一目瞭然で、
客観的な叔母の状態がよくわかりました。
昨秋から叔母は不定愁訴があり、独居、かつ自分は子でないため
ただやきもきと心配をすることしかできないのがもどかしくあった
いろいろとケアをして頂いていることがわかり安心いたしました。
実は私、(とある施設の医療関係の職種)をしております。
自分の仕事に対する意識についても、
今一度見つめなおす機会を与えて頂けたような気がしました。
祖母も叔父も先生に看送って頂き感謝しております。
叔母のことにつきましても今後ともどうぞよろしく御願い申し上げ
(研修医の方々もありがとうございます。)
***********(以上、引用おわり)*********
おくすり手帳を見ていただいたのも嬉しかったのですが、
Tさん、落ち着いて冬を越すことができることを願っています。
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