2012年3月10日土曜日

患者さんの家族からのメール

昨年、在宅で亡くなられた患者さんの家族から一通のメールをいただきました。
了承をいただきましたので、引用させていただきます。

**********(以下引用)****************
國森さん(写真家さん)
藤澤さん(お寺の住職さん)
花戸さん

こんばんは。
突然失礼いたします。
早いもので先週の日曜日に 母 ○○の一周忌ということで藤澤さんはじめ
親戚の方々にお参り頂きました。信照さん、
メールで申し訳ありませんが本当にありがとうございました。

法事の時にお話の中でも取り上げて頂きましたが母が花戸先生にお世話になり
そして看取りという昔ながらの家族のあり方をカメラを通して写真絵本という
形にして頂きました國森さんに感謝いたします。

今回、國森さんの『みとりびと』を見させて頂き、どのご家族も最期が何故か
幸せそうに見えました。今は残された私たちもこれで良かった、最期を自宅で
看取れて良かったと思っております。
(本人もそう思ってくれただろうと思います)

この度は、本当にありがとうございました。

**********(引用終わり)****************
在宅でお亡くなりになられてから一年が経ちます。

在宅での介護は大変だったと思いますが、振り返って「家でよかった」と言っていただけるのが我々にとってもとても嬉しく思います。
家族の方の生の声が、私たち、そして今、介護をされている方々の支えになると信じています。
これからも永源寺全体が人生の最期まで家で過ごすことができる地域になるように努力したいと思います。

Mさん、メールありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

当院の在宅医療について

   ここ19年間の実績をまとめました。      死亡診断書枚数   在宅患者さん人数   訪問診療・往診のべ回数 2005年    12           66          492 2006年    17           70          553 2007年...