2015年7月29日水曜日

施設での看取りについて

一昨日、毎月定例となっている「チーム永源寺」が開催されました。
今回は特養「もみじ」さんが担当、テーマは「施設での看取り」です。

永源寺地域に唯一の入所施設である「もみじ」さんは私が配置医師をしていることもあり、施設での看取りを積極的に行っておられます。

そして、最近、目立っているのが「看取り」を目的に施設から自宅へ帰られる方がゼロではないとのこと。

平成25年度 施設6人、自宅4人、病院3人 合計13人
平成26年度 施設10人、自宅2人、病院4人 合計16人
じつに7割以上の方が、非病院で看取りを行われています。

その理由を施設の担当の方にお伺いすると「本人の希望」とのことでした。

じつは「もみじ」さんでもお元気なうちから、ご飯が食べられなくなったら(看取りの場所は)どうしたいですか?とご本人に聞かれているそうです。
認知症などでうまく答えられない人もおられますが、自分の意思表示ができる方のうち、施設入所の方の半数以上が「家に帰りたい」とおっしゃられたそうです。

正直、私は施設入所の方は「最期まで施設」と考えておられる方が多いと思っていたのですが、全く違いました。
施設で看取って「これでよかった」と思っていた自分の考えがあさはかでした。
希望しても自宅に帰れる人ばかりではありませんが、「最期は家に連れて帰ってあげたい」あるいは「一週間だけなら」と言われる家族がおられることも事実です。

やはり中心にあるのは「ご本人の希望」ということに、あらためて気づかされたいい発表でした。



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