2018年5月28日月曜日

とある講演会で

先日、とあるところで医学生さん向けに地域医療について話をしてほしいという依頼があり、行ってきました。

学生の頃から、タイやカンボジアに行ったり、日本でも田舎で活動されている先生のところに行くなど「熱く」「意識高い」医学生、看護学生さんです。
そんな中で、私の活動をしゃべってきたのですが、まぁ「すごい」「素晴らしい」「このように地域とのかかわりを目指したい」という意見がでるのですが、なんとなく私と違うんです。
たしかに、困っている人を助けたい、自分の力でできることに挑戦したい、という気持ちもわかりますが、とても意識高いんです、自分がやりたいというような自己満足に浸っているように思うんです。
確かに、私が学生の頃にも同じような人がいました。
田舎や海外に行って、「こんなに困っている人がいる」って言います。
でも、活動しているんですが医者になると目立たない存在になってしまっちゃってる。

これは批判ではなく、個人の行動に落ち着いちゃってるんです。

以前は、疾病も含めて、高齢者、障がい、貧困、ひとり親家庭などはごく一部の存在、マイノリティでした。
しかし、世の中は変化しています。高齢化は進み、あたりまえのように貧困は存在します、今まで働かなかった女性や高齢者まで「働け」って言われています。

感じるのは、傍目にみていて困っている人たちがメジャー(多数派)になりつつあるんです。

実は、皆さんがやろうとしている行動は、決してスキマ産業のようなものではなく、医者としての本流となるべきものなのです。

だから、個人としての行動ではなく、世の中を変えるような存在になってください。
そのような話をさせていただきました。



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朝日新聞さんの「be」で紹介していただきました。

12月8日の朝日新聞「be」で紹介していただきました。