2013年8月29日木曜日

蒲生での健康教室

当院で実習中の学生さんは先週、蒲生医療センターで研修を行っておられましたが、そのときに蒲生地区で開催された健康教室の様子が、滋賀報知新聞さんで記事にされています。

学生さん達、これからも地域医療の現場で活躍できるよう頑張ってください。


健康教室を行いました


本日、とある集落のサロンにお邪魔して健康教室を行いました。
普段は花戸だけがしゃべるのですが、今回は実習に来ている自治医大の学生さんと一緒に話を行いました

最初に学生さんが「脳梗塞の予防」についてのお話
そして私が「どこで最期を迎えたいですか?」といったお話をさせていただきました。

会場で皆さんに質問すると、ほとんどの方々が元気に長生きしたい、年老いても自分らしく生活したいと考えられているようです。
そのために大切なことは、一番には病気にならないこと、そして年老いても自立した生活を送れるようにすること、自分自身の終末期の希望について家族の方々とちゃんと話し合っておきましょう・・ということを私から話をさせていただきました。

「歳をとってご飯が食べられなくなっても、永源寺地域の方々は花戸が往診しますよ」と約束すると拍手喝采。健康教室といいながら、「最期を考えましょう」というのはブラックジョークのようですが、皆さん高齢化を迎える自分たちの地域づくりに非常に関心を持って目を輝かせながら聴いていただきました。

数百人を相手にしゃべる大きな講演会もいいですが、このようなこじんまりした地域の講演会も、大切にしていきたいと思っています。


2013年8月26日月曜日

今朝の京都新聞

今朝の京都新聞に、「介護現場の負担軽減」と題した記事で滋賀医大の垰田先生のが登場されています。

垰田先生は、労働衛生(職場の安全や働く人の健康・疾病予防についての学問)が専門です。今回は、腰痛予防として「介護補助シート」を勧められています。

介護現場で働く人達の腰痛予防(軽減)対策として利用されてはいかがでしょうか。


2013年8月25日日曜日

多職種連携の講演会

昨日、とある場所に招待され講演を行いました。
今回の講演の対象者は僧侶の方々です。

私達、医療・介護職種は各々の地域での「地域包括ケア」を目指し多職種連携を心がけています。しかし、在宅療養を支援していると我々専門職だけではカバーできない部分が多く存在するのも事実です。
このため、永源寺診療所ではそのような専門職だけではなく、ご近所さんやボランティア活動などのインフォーマルサービスとの繋がりを重要視しています。

在宅支援では、医療や看護、介護の技術的なことだけではなく、心の拠り所となる「宗教」との繋がりが大切だと感じる今日この頃です。


2013年8月17日土曜日

テレビ放送のお知らせ

今年度、東近江市永源寺地域を中心として取材されたドキュメンタリー番組がNHKで放送されます。
当院の取り組みなども紹介される予定ですので、よろしければご覧ください。


放送日:平成25年9月16日(月)24時40分
    (平成25年9月17日(火)0時40分)
    月曜日の深夜です。

チャンネル:NHK総合

番組名:地方発ドキュメンタリー



2013年8月16日金曜日

テレビ取材

昨日、炎天下でテレビ取材を受ける二人の研修医。

お疲れさまでした。


2013年8月4日日曜日

命のバトン

先日83歳のおじいちゃんが息をひきとられました。大往生でした。
「息が止まりました」と連絡をうけ、急いで往診に伺うと、ひいおじいちゃんの介護ベッドの隣でスヤスヤと寝ているひ孫くんがいました。



ひいおじいちゃんは2月に退院され、ひ孫くんは4月に誕生しました。
「命は、つながっていくんだなぁ」と感じた看取りでした

(写真は一部加工してあります)

2013年8月3日土曜日

現代農業9月号

今月も発刊されました。
よろしければ、お読みください。

今月号は、私の連載以外にも福祉関係の投稿がいくつかあります。

多方面にアンテナをはっておられる、いい雑誌です。


当院の在宅医療について

   ここ19年間の実績をまとめました。      死亡診断書枚数   在宅患者さん人数   訪問診療・往診のべ回数 2005年    12           66          492 2006年    17           70          553 2007年...