2011年12月28日水曜日

中日新聞で國森さんが紹介されていました。

昨日の中日新聞で、当院を取材されている國森さんが紹介されていました。


素晴らしい記事です。

2011年12月27日火曜日

お薬手帳を活用しましょう

永源寺診療所では、「保健・医療・福祉が一体となった地域包括ケアを通じたまちづくり」をめざして地域で活動されている多職種の皆さんと連携を行っております。

先日、薬局さんと診療所と調剤薬局が連携をとれるような仕組みづくりを考えました。
結果
・「お薬手帳」の活用
・おくすり「エコバック」の普及
を目指すこととしました。
1月から施行予定ですが、詳細については受診された皆さん個々にお知らせします。
今年もあとわずかとなりました。
皆様、体調などくずされないようにして下さい。

2011年12月26日月曜日

積雪

永源寺では、昨夜から今朝にかけて3~5cmほどの積雪がありました。
除雪を行い、7時前には除雪完了です。



診療所に来られる方は、気をつけてお越しください。

2011年12月25日日曜日

マクロライド耐性マイコプラズマ感染症

今年の夏頃よりマイコプラズマ感染症が流行しています。
このマイコプラズマ感染症について北里大学のHPに書かれています。


http://strep.umin.jp/mycoplasma/index.html

とても詳しく、そして丁寧に書かれています。

上記のHPによるとマクロライド耐性のマイコプラズマは2000年にはほとんどなかったのですが、2011年では86.3%となっています。

プライマリケアを行っている医師の中には、「咳の患者が来れば,百日咳,マイコ,クラミジアを考えてマクロライドを投与すべきだ」という一部の感染症の専門家の話に乗せられて,まるで鎮咳剤のようにマクロライドの投与がなされている事実があります。
また中耳炎などの耳鼻科領域においては「少量持続投与」と称される投与方法を用いられることがあり、長い時には数ヶ月にわたり投与されることもあります。

幸い、永源寺地域にはマクロライド耐性マイコプラズマの流行はありませんが、社会的な問題だと思います。

耐性菌が増える背景には、抗生物質の過剰投与があります。
今までのつけが回ってきたと考えるのは、私だけでしょうか?

2011年12月22日木曜日

1月に出版されるようです。

当院を取材されている國森康弘さんが、往診風景や看取りを取材された写真絵本が1月に出版されるそうです。
詳しいことがわかれば、また紹介します。

2011年12月21日水曜日

講演会

うちに取材に来られている写真家の國森康弘さんが、近江八幡で講演されました。

京都新聞にニュースとして取りあげられていました。

来年には、取材したことを本にまとめられるそうです。
お楽しみに

2011年12月17日土曜日

蒲生地区まちづくりフォーラム

来年1月15日(日)に東近江市あかね文化ホールにて、蒲生地区まちづくりフォーラムが開催されます。
「健やかで安らかな蒲生野をめざして・・蒲生地域の安心を語り合う・・」
と題して、写真家の國森さんと私、そして嘉田知事が講演します。
そして、その後まちづくり協議会の向井さんも交えて四者で座談会です。

蒲生だけではなく東近江、そして滋賀県の地域医療をどうすべきか、知事を含めて住民の皆さんと話し合う機会になればと思います。

初雪

今シーズン初の積雪です。
朝、診療所の玄関前には雪にもかかわらず、数名の方が待っておられました。
今年もあと半月あまりですが、皆さん健康に年を越せますように…

2011年12月14日水曜日

緊急通報システム

今日は、午前中往診に行っておりました。
往診が終わり、カルテ入力などしておりましたら、午後1時頃グラっときました!

永源寺も震度3ぐらいの揺れを感じました。初期の揺れ(P波)が長かった割には大きな揺れでした。

数分して、息子が行っている学園からメールが届きました。
対応素早すぎます…

(以下、引用)
保護者の皆様へ

 先ほど、岐阜を震源とする地震が発生しましたが、学園及び周辺の震度は3とされ、生徒、建物等学園関連での被害は現状なく、津波の心配もなしとされており、現在通常通りの授業・日課を実施しております。
 取り急ぎご連絡申しあげます。
          ○○学園

(引用終わり)

2011年12月13日火曜日

往診先にて

大根がまさに一面に干してありました。
漬物にされるのでしょう。
医師からみると、塩分のとりすぎが気になるところです…

冬場の血圧

寒くなってきました。
そろそろ雪が降りそうな季節ですね。

当院では、高血圧の患者さんにはできるだけ家庭血圧を測定してもらっています。
ほとんどの患者さんが、この寒い季節になると血圧が高くなっています。このため冬場だけ血圧の薬を増やしたり、変更したりと血圧管理(内服内容)を個別の患者さんにあわせて行っております。
同じ薬を飲み続けるよりも同じ血圧が続けられるように管理をするようにと、考えております。

外来血圧だけではなかなか判断しにくいので、家庭血圧を測っ ていただく必要性がよくわかります。
「元気に長生き」していただくため、きめ細かい血圧管理を行っていきたいと考えています。

2011年12月10日土曜日

師走

今朝は一段と寒く、辺り一面霜がおりてました。

午前中診療のあと、午後から蒲生で講演会です。

お祝い

昨日は、大学の仲間と忘年会を開きました。いつもは自宅にいるのですが、久しぶりに永源寺を離れました。
じつは今年、私遅ればせながら学位なるものをいただき、博士号を取得しました。
毎週、仕事のあとに大学に細々と通いながら実験を続けていました。一時は辞めようかと思ったこともありましたが、家族と大学の仲間の支えのおかげで仕上げることが出来ました。
研究歴は10年以上かかりましたが、無事に博士です。(博士といっても永源寺地域の皆さんにとっては、なんら関係のないことですが…)

今日は、仲間の皆からお祝いとして花束とiPadをいただきました。

仲間の皆には感謝です。

2011年12月9日金曜日

師走

今日は君ヶ畑に往診に行きましたが、雪がちらついていました。やはり、ひと味違う寒さです。

山は、明日も降るかもしれませんね。

今夜は大学の仲間との忘年会で、草津に行きます。

年に数回きりの東近江から脱出です。

滞在時間は、2時間ぐらいでしょうか…
早めに帰宅します。

2011年12月8日木曜日

第三十三回蒲生地区明るいまちづくり市民のつどい

明後日、10日土曜日に蒲生で開催される「第三十三回蒲生地区明るいまちづくり市民のつどい」で講演します。


http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0009059

以下、記事引用

蒲生地区人権のまちづくり協議会(岡崎嘉一会長)は、十日に「第三十三回蒲生地区明るいまちづくり市民のつどい」をあかね文化ホール小ホールと蒲生コミュニティセンターで催す。

お互いを大切にできるまちづくりを目的とした同つどいで、昨年度の全国中学生人権作文コンテスト・滋賀県大会で最優秀賞に輝いた武藤友香里さん=高校一年=が、作文「自分自身を受け入れる事」を発表する。
特別報告では、家庭内で性別に関係なく、うまく家事分担している蒲生地区在住の築田利雄さんが「中年おじさん、主夫になる!」と題して成功の秘訣を語る。
続いて「永源寺地域での地域包括ケアについて」をテーマに、永源寺診療所所長の花戸貴司医師が、診療所を中心に地域全体で高齢者や患者を支えている実践例をもとに、一人ひとりの思いに寄り添う地域医療の在り方について報告する。
これらの特別報告を受け、第一分科会「男女共同参画について」と第二分科会「患者さん・高齢者の人権について」に分かれ、参加者同士が互いの意見に耳を傾ける。
開催時間は、午後一時半から同四時まで。詳しくは、蒲生コミュニティセンター内蒲生地区人権のまちづくり協議会事務局(TEL0748―55―0207)へ。

(引用終わり)

私は家事分担の話もできるのですが、今回は地域医療福祉について話をしてきます。

蒲生では1月にも講演する予定です。

2011年12月7日水曜日

訪問診療

当院では、できるだけ家に居たい、最期まで家に居たい、とおっしゃられる方を支えるため在宅医療を行っております。
先日も、いつも外来に通われている92歳のおばあちゃんですが、急に具合が悪くなられ、家の方が救急車を呼ぼうと「119番」をまわされたら、「入院せーへんから呼ばんといて」と言われたそうです。
その後、私のところに連絡があり緊急の往診をしました。
どうやら心臓が悪いようですが、おばあちゃんは「家の人が入院せえと言わはるんやったら入院するけど・・・」とおっしゃられています。
家族に目を向けると、苦笑いしながら「先生すまんけど家でお願いできますか、病院には行きとうないらしいわ」とおっしゃいます。
ご家族もけして諦めているのではないのですが、医療的な処置を何も選択されなくても、あたたかい気持ちが伝わってきます。
毎日往診に伺っていますが、一向に食べられないのとは裏腹に、おばあさんは家にいられるという安心感でとても落ち着いておられます。

「病院は病気を治すところ、在宅は元気になるところ」
そんなふうなことを感じることができる往診です。

2011年12月5日月曜日

終末期ケアを考える

昨日からのニュースで大きくとりあげられています。

「高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン~人工的水分・栄養補給の導入を中心として~(ワーキンググループ試案)」
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/dls/cleth/guideline/index.html

ガイドライン試案への意見を公募しておられるようです。
一分一秒でも延命する医療から、よりその人らしい医療にシフトする転換点だと思います。
医療・介護現場では、訴訟を恐れるあまり目の前の患者さんに本当に何をすべきなのかを深く考えず、ただ単に死から遠ざけるような手法しかとってこなかった(とれなかった)現実があります。
しかし、人はいつか死ぬもの。
身近な人の死は受け入れがたいですが、それが自然現象であること。
そして、老衰のような自然死に至った原因は、家族や医療者の責任ではないことが広く認知されるべきだと思います。

当たり前のことを、当たり前のように行うことは、とても難しいことなのでしょうか。

2011年12月3日土曜日

今日も寒いですね。

12月に入り、初めての土曜日です。

永源寺地域では、胃腸風邪が流行しています。
例年ですと胃腸風の流行の後、インフルエンザが流行することが多いです。

今日も寒いです、皆さま風邪にはお気をつけてください。

永源寺診療所は土曜日も午前中診療行っております。

当院の在宅医療について

   ここ19年間の実績をまとめました。      死亡診断書枚数   在宅患者さん人数   訪問診療・往診のべ回数 2005年    12           66          492 2006年    17           70          553 2007年...