新型コロナのニュースが、国内外から毎日流れてきます。
今まで自分も含め、患者さんも「これぐらいまで生きられるのだろうなぁ」と漠然と思っていたことが、新興感染症を目の当たりにして一気に揺らいできた。そして、感染症をコントロールできるのは「都市封鎖」という製造小売業を中心とした中小企業の経済がストップし、民主主義における自由を奪うような対策が方法になるかもしれないという流れ。
すべてにおいて、先が見えない不安にさいなまれています。
そんな中、一冊の本が届きました。
國森さんの「生老病死 そして生」という本です。
「あたたかい死」を世界中の誰もが迎えられるようにしたい、そんな言葉からはじまる國森さんの写真と文章にページをめくるたびにひきこまれていきました。
死を避けるのではなく、目をそらさずに生きることで、それぞれの命が次の世代に繋がっていく。
老いも若きも、障がい・病気があっても生きる力強さを感じる写真の数々。
その一方で、貧困や社会格差のせいで生き辛さを抱えた人々。
一言では言いあらわせませんが、今、自分たちの生きる意味を考えさせられました。
おすすめの一冊です。
一言では言いあらわせませんが、今、自分たちの生きる意味を考えさせられました。
おすすめの一冊です。