2013年6月25日火曜日

多職種連携会議を開催しました。

先日、特別養護老人ホーム「もみじ」さんで、永源寺地域の多職種連携会議「チーム永源寺」を開催しました。

皆さん知った顔なので自己紹介の必要もなく、淡々と始まりました。
話題は、地域のボランティアさんや民生委員さんとの連携について・・でした。

普段、ケアマネさん達は行政、医療スタッフ、介護スタッフと繋がっていることが多いのですが、
その人やその家族の生活を見ようとするとやはり地域の人達と繋がらなければ情報が得られない現実があります。

個人情報に配慮しながら云々といっても民生委員さん達も行政から委嘱されて役を受けておられます。

そのあたりをどのように連携をとっていくか?
民生委員さんもきっと困っているのではないのか?

そんなことを話し合いました。

今後、さらに連携をとるため、花戸が民生委員さんのところに行って在宅医療、在宅看取りの話をすることになりそうです。


2013年6月21日金曜日

命のバトン

90歳のおばあちゃんが一週間前からご飯が食べられなくなっていました。
食事は摂れなくなっていましたが、子どもさん、お孫さん、ひ孫さん(幼稚園)達に囲まれながら在宅で過ごされていました。
往診に伺っても、いつもベッドの周りでは孫たちがワイワイ、キャッキャと賑やかな往診でした。

そして、昨日からは水分も摂れなくなっていました。

今朝、7時過ぎにご家族から「呼吸が弱くなっている」と連絡があり、外来診療の前に往診に伺うと、ひ孫さんが玄関で出迎えてくれました。

ひ孫「先生、おはよう」
私 「おおばあちゃん、どう?」
ひ孫「元気やけど、息がしんどそう」
私 「教えてくれて、ありがとう」
お部屋に入って診察をすると、確かに下顎呼吸といって呼吸が弱くなっています。

「今日中にはお迎えが来るかもしれませんね」とご家族にお話してお家をあとにし、その2時間後「息が止まりました」との連絡がありました。
外来診療の途中でしたが、急遽往診に伺い、親戚・家族の方々に囲まれた中で死亡診断を行いました。

とても穏やかな最期でした。

今朝、往診に伺ったとき、ひ孫さんが「元気やけど、息がしんどそう」というのは、非常に的確な表現だったと思います。

彼の心の中には
おおばあちゃんは家族の一員として家にいる。
でもご飯が食べられなくなって、徐々に弱ってきた。そして今日は、呼吸も弱くなっている。
そんなおおばあちゃんの様子を彼は私に教えてくれたのでした。

幼稚園から帰ってきたら、おおばあちゃんが亡くなったことを知らされると思いますが、彼の心の中に、おおばあちゃんはずっと残っていることでしょう。

おおばあちゃんの希望通りの大往生でした。



2013年6月19日水曜日

滋賀報知新聞さんに紹介していただきました。

6月12日に開催した山上小学校親子講演会の様子を、滋賀報知新聞さんに紹介していただきました。



2013年6月13日木曜日

PTA親子講演会を開催しました

昨日6月12日、山上小学校体育館にて、PTA親子講演会を開催しました。
講師は、写真家の國森康弘さん。

國森さんの講演では、永源寺での訪問診療はもちろん、世界の紛争地や東北の被災地の写真をたくさん拝見しました。
天寿を全うできる死、天寿を全うできない(望まれない)死、そしていろいろな立場での生。
とても考えさせられる講演会でした。

子ども達は、同級生のおじいちゃんが登場したり、近所のおばあちゃんが登場するたびに歓声をあげてみていました。

國森さん、ありがとうございました。



また、今日(6月13日)の京都新聞でその様子を紹介していただきました。
こちらも、ありがとうございました。

2013年6月9日日曜日

2013年6月6日木曜日

患者さんからの手紙

骨折のため某病院に入院している認知症のおばあちゃんから手紙が届きました。

認知症だけど畑に行きたくて外に出て、畦で滑って転倒し、骨折したおばあちゃん。
骨折ばかりは在宅で治療できないので、入院していただきました。

入院されるとできるだけお見舞いに行くようにしているのですが、先日入院中の様子を病棟に伺いに行っていました。
「帰ってきたら、また、往診に行くわ」と私からハッパをかけておいたら、おばあちゃんリハビリを熱心に頑張っておられるそうです。

そしてリハビリを頑張っていることを私に伝えたかったようで、お手紙をいただいたのですが・・・・

郵便番号、住所、宛名、全部デタラメなのに、よくぞ私のもとに届けてくれました。
郵便局員さんエライ!


2013年6月5日水曜日

幻聴

先日より往診しているおばあちゃん。
骨折で入院中に、認知症による幻聴がひどくなり「子どもの声が聞こえる」と言って病棟で看護師さんを困らせていたそうです。
早く家に連れて帰りたいと家族から相談があり、私が往診しています。

家に帰ってきても「子どもの声が聞こえる」は続いているようで・・・
先日、往診に行ったとき「家はどうですか?」と尋ねたら、「子どもがぎょうさんいて、にぎやかで良いわ」と。

幻聴ありますが、家では落ち着いて生活されているようで・・・
周りが騒ぎ立てずに、このままそ〜としておきます。

「なにか困ったことがあったらまた来ます」と言って帰ってきましたが、何も連絡がないので大丈夫なんでしょう。

いいのかな?
まぁ、いいでしょ・・

当院の在宅医療について

   ここ19年間の実績をまとめました。      死亡診断書枚数   在宅患者さん人数   訪問診療・往診のべ回数 2005年    12           66          492 2006年    17           70          553 2007年...