症 例:88歳 男性(Tさん)
疾 患:認知症、高血圧、心房細動など
家 族:奥永源寺に82歳の奥さん(高血圧で外来通院中)
Tさんは以前より外来通院されていましたが、3年ほど前より「
当時、外来でのHDS(長谷川式認知症スケール)では、軽度の認知症で主に短気記憶障害が目立ちましたが、
本日、外来での診察でもやはり短期記憶障害が目立ち中等度の認知症のようです。
そんなTさんにきいてみました。
私 「ご自身で、忘れっぽくなったと思われますか」
T 「自分では、しっかりしているつもりですが、
私 「家での生活で困ったことはありませんか?」
T 「とくにありませんな。今の所が一番です」
私 「もし、もっと具合が悪くなって、寝込んだり、
T 「今では、そんなこと考えたことありません」
私 「ご飯が食べられなくなったら、どこか入院しますか」
T 「具合が悪くなっても、今の家に居たいわ」
私 「わかりました。なにかあったら連絡してください。
T 「ありがとう」と言われて、
農村山間部で高齢のお二人暮らし、
認知症の方でも自身の人生観、
お二人の今後の生活上の不安が少なくなるように繋がりを持ってお
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